2Dゲームの魅力を、往年の人気作から徹底研究

知る人は知っている

心和む物語

さて、ここからは2Dゲームという触れ込みで実はこんな作品があるんです、といった物を紹介していこう。こちらもプレイしている前提で話をしていくので、少々偏見混じりな部分もあるが話していこう。最初に王道RPGと称される作品をプレイする人は何を求めているのだろう。自分にはなれない正義の味方に憧れている、物語の登場人物に自分を投影して擬似的になりきる、といった楽しみ方からプレイしている人もいたりする。個人的にどうしてプレイしていたのかと言われると、現実的な問題としてせっかく大金をはたいて購入するんだからすぐに飽きては困ると親から口煩く言われていた。そのためプレイ時間も自動的に長くなるRPG作品の購入が進められていたから、という理由だ。正直、アクションゲームや格闘ゲームなどにも興味はあったが、まだ子供の自分でゲームをまともに購入できなかったため、それらに手を伸ばすと親が自動的に難色を示す顔つきをしたため、諦めてRPGばかり購入していたという経緯だ。

瑣末なようだが、楽しみを求めるのは大事なことだと言い訳を立てながら、これまでプレイしてきたRPGの中で2Dドット絵を採用しているゲームの中で地味に気にっている作品の1つとして『ポポロクロイス物語』という作品を紹介したい。こちらも初代PlayStation時代に開発された知る人ぞ知る名作ゲームとして知られているわけだが、今になって考えてみると別の意味でこの作品は有名だったことを最近になって知るようになる。当時はそんなことを気にせず、何処かよくある話でも世界観がありふれていながら心和む内容となっている今作は、名作と呼ぶにふさわしい逸品だ。

PlayStationでありながら

さて、このポポロクロイス物語という作品のどこがある意味で有名な作品だと言われていた理由について話をしていこう。このゲームが発売されたのは1996年、ゲーム史において忘れてはならないPlayStationが発売されたことでも有名なときでもある。それまでカセット対応のSFCが主流だった時代、次世代としてDVD対応のゲームとして登場し、それまでになかったポリゴン調の作品が多く登場する中で逆行するように2Dドット絵を採用したのだ。

一見すると何をしているんだと思うかもしれない、ですがプレイしていた身としてはなんて面白い作品なんだと感じるようになる。新しいゲームにも魅力は感じる、しかしSFC時代の2Dグラフィックに慣れている人にすれば、この作品の持ち味はそこにあると考えられる。また作品として高い評価を受ける利点へと繋がっていくのです。

先端のポリゴンを採用した名作としては『ファイナルファンタジーⅦ』という、世界的にも早くリメイクが出ないかと待ち遠しいと言っている人も多い名作中の名作がある。こちらの作品も確かに面白かった、しかし如何せん人間らしい部分が感じられずに機械的な面ばかりが強調されているとも思っていた。物語の世界観にしてはこれに勝るものはないとまで言われ続けているものの、冷静にじっと見ていると全身カクカクの人間が動いていると観察すると思わず吹き出しそうになってしまう。技術の発達段階でいえばしようがないのかもしれないが、それと比べたら個人的にはポポロクロイス物語と言う作品のほうをとても気に入っていた。

これぞRPG作品という入れ込み具合

ポポロクロイス物語の良いところは原点を忘れなかった点もそうですが、作品に登場するキャラクターたちが最もらしいRPG作品の登場人物像だったのも好感が持てる点でしょう。簡単に紹介すると、

主人公 ピエトロ王子
世間知らずの箱入り王子様、けれど困った人がいたら必ず助ける心優しき少年(ちなみにCVは、『真実はいつも1つ!』といっている名探偵役)
ヒロイン ナルシア
ポポロクロイス物語きってのヒロインで、物語を通してピエトロへ好意を抱く(CVは、最近リメイクしたとあるセーラー服美少女戦士物語で現役バリバリの実力を発揮している)
兄貴分 白騎士
正義を愛し、仁義を守る、騎士道精神に溢れた流離いの戦士(CV、『見える、私にも見えるぞ!』で半永久的に仕事が無くならない御仁)
悪役? ガミガミ魔王
悪を気取っているけど、実はナルシアに惚れ込んでいたり、主人公を助けたりと情に厚い発明家(CVは、相も変わらずダンディさが溢れる征服王様)

主要登場人物はこのようになっている。偏見すぎる視点、というよりは担当声優さんについての意見が多く盛り込まれていますが、これぞRPG作品だと言えるキャラ像もまた良い点だ。ゲームは基本的にフィクションであり、フィクションだからこそ現実にはない要素を盛り込んで純粋に楽しむためにあるものだ。

別の視点からでも楽しむ要素があふれているので、気になった人は調べてみるといいでしょう。

難しいという評価も

ただ王道を言っている作品で、なおかつ心温まる物語でありながら筋の通ったシナリオが良いと言われている今作でも、見かけるのがゲームとしての難易度に関してだ。内容と見た目に反して難しさがかなり凝っていると言われているが、そうだっただろうか。ちなみに時間はかかったものの攻略本といった補助的なものを使用しないでクリアできたのだが、人によってはそう感じる作品だったという。

ただ敵の強さが半端無かったというのは何となく覚えているが、それはそれでやり込むだけの要素だと思って受け入れていたので実はあまり気にしていなかったのかもしれない。今更になってこう振り返ってみると、もう一度してみたいと感じてくるのは年を取ったせいだろうかと哀愁が出てきてしまう。